天然石情報 選び方

フローライトの選び方(ポイントは色・品質・大きさ・形状)

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フローライトとは

ハロゲン化鉱物のフローライトはフロースバー(Fluprspar)の別名を持ち、比較的軟らかく傷がつきやすいために宝石としての用途は限られていますが、色が豊富で一つの結晶中にそれが層をなしていたりして、なかなか面白い効果をかもし出すものもあります。

特にその縞目の美しさで知られるものにイギリスのダービーシャー産のフローライトがあり、これはブルー・ジョン(Blue john)と呼ばれています。

また、フローライトはレアメタルとしての用途があります。身近なところではエアコンの触媒として使用されています。



鉱石情報

色:無色、濃淡紫色、濃淡緑色、青色、黄色、オレンジ色、ピンク色など各色

条痕色:白色

モース硬度:4

比重:3.18

劈開:完全

断口:平らな貝殻状

結晶系:等軸晶系、八面体・六面体結晶双晶、塊状

化学組成:フッ化カルシウムCaF2

透明性:透明ないし半透明

光沢:ガラス光沢

屈折率:1.43

複屈折:なし

分散度:0.007

蛍光:鮮紫色、各色

インクルージョン:液体、二相、三角状キャビティー、微小藻状

産地:アメリカ、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、チェコ、ポーランド、スイス、中国

カット:ステップ、ミックス、カボション、ビーズ、片面研磨

 

効果

別名、天才の石と言われるフローライトは勉学に関連した効果があると言われています。心の安静にも効果的な石です。

より詳しい説明は「パワーストーン辞典-フローライト」を参照してください。



形状

劈開が完全で脆いために、研磨や加工時には注意を要します。そのため繊細な細工には不向きの天然石となります。

原石そのものや、丸玉・ポイント・ピラミッドに加工された石が売られているのをよく見かけます。

原石

原石は、その名の通り産出されたそのままの石。鉱山から採掘されたり、採掘された原石を適度な大きさに砕いたものです。

自然のそのままの状態なので、色・形は一つとして同じものはありません。

 

フローライト原石商品一覧

 

グリーンフローライト クラスター

フローライトの中でも、高価な逸品がグリーンフローライトのクラスターです。

石の透明度が高く、見た目もきれいなので、観賞用の石として重宝されています。

グリーンフローライトクラスター

グリーンフローライトクラスター商品一覧

クラスターというのは、柱状になっているクリスタルの結晶が仲良く群れをなしている姿から、無限の可能性を秘めた『地球の宝物』 と称えられている天然石です。存在感のある柱状ポイントが人生の道しるべとなるべくパワーを放出するでしょう。

丸玉

透明系の石であるため、丸玉に加工された石は、中身が透き通っており、非常にきれいです。表面はガラスのようにつるつるに仕上げられています。

丸玉・水晶玉は占いなどに使われるアイテムとして有名ですが、お部屋に置いておくだけ部屋中を浄化してくれます。

フローライト丸玉商品一覧

球体の石は無限の広がりと完全性を表し、パワーを全方向にまんべんなく出しています。占いで使われるときのように、何か知りたいことがあったら、心と思考をしずめて石に波長を合わせて聞いてみるとよいでしょう。ひらめくような答えが得られるかもしれません。浄化力もあるので、部屋に置いておくとやすらぎのエネルギーで満たされるでしょう。

 

ポイント

フローライトの縞々模様が一番はっきりと表れるのが、ポイント型です。縦長のポイントに横縞となるようにカットされています。

なお、最近ではグリーン一色のポイントが一番人気です。(淡いグリーンで癒される人が多いのでしょう。)

フローライトポイント商品一覧

ポイントはその形から、パワーストーンの力を最も高めるとされています。パワーストーンのポイントには発展と拡張のパワーがあり、先端の尖った部分からエネルギーを発しています。握って瞑想したり、対象物に向けてエネルギーを入れることもできます。

また、ポイント型天然石は先端の尖っているポイントからエネルギーを出す事によって、その場や物等のマイナスエネルギーを跳ね返し、浄化する作用があると言われています。

 

ピラミッド

神秘的な形がピラミッド。頭脳系の効果があるフローライトと相性の良い形状となります。

フローライトピラミッド商品一覧

ピラミッドはその形からパワーストーンのパワーをもっとも高めるとされています。アクセサリーの浄化やパワー充填、お部屋の癒し・浄化アイテムとしておススメです。

 

ドクロ

ドクロ型のパワーストーンとしては、水晶ドクロが有名ですが、珍しいものとして、フローライトドクロもあります。

ドクロ型は魔除けの効果をアップさせます。

フローライトドクロ商品一覧

 

選び方(価格決定は「形状×大きさ=価格」)

原石からドクロまで、いろんな形状の商品があるフローライト。形状だけではなく品質や産地、色なども、ひとつひとつ違うので、どれを選べばよいか迷ってしまいます。

ここでは、商品価格に影響する重要ポイントを説明します。



フローライトは緑、青、赤、白など多種な色彩を持っていますが、色の違いによる価格差はありません。

自分の気に入った色合いの石を選べばよいでしょう。

 

品質

普通、透明系の天然石の品質は透明度で決まります。

しかし、フローライトは不透明な石が存在しないため、透明度による品質差(価格差)がほとんどありません。

一部、グリーンフローライトクラスターのみは、透明な部分が多いほど、高価になります。

 

産地

世界各地で産出されていますが、主要産地は中国です。

日本市場に出回っているフローライトのほとんどが、中国産と言ってよいほどです。

ほとんどが中国産なので、産地による価格差はほとんどありません。

 

形状

形状によって、価格差があります。

原石が一番安く、ドクロが一番高い。加工する形状が複雑になればなるほど、価格が上がります。

[形状による価格差]

原石 < クラスター < ポイント < 丸玉 < ピラミッド < ドクロ

 

大きさ

フローライトの仕入れは量り売りです。

重量が重いほど、価格も上がりますので、購入代金を抑えたいときは、小ぶりなものを選ぶとよいでしょう。

 

購入代金を抑えるポイント

予算を抑えるなら、フローライト原石を購入しましょう。

理由は原石は他のアイテムに比べて、加工代金が少なく済むので、価格も安くなります。

加工代金が低い分、大きな原石を購入することができるかもしれません。

原石から入って、他のアイテムを集めていくことがおすすめの買い方です。

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