写真:代表的な翡翠
翡翠の特徴
翡翠は、大きい物から小さい物まで様々なものがあります。
なぜ翡翠という名がついたのかというと、この石の緑色が、鳥の翡翠(カワセミ)の羽根のような美しい色をしているからと言われています。
古くは縄文時代の日本で各地の交易に使用されていました。
原産地は日本の新潟県や富山県、あるいはアメリカやミャンマーなどです。
原産地で翡翠を探してもその石が翡翠なのかを見分けるのが難しいとされていることから、キツネ石という名称も持っています。
※翡翠と他の石との相性については、「翡翠と相性の良い石」を参照してください。
翡翠の商売繁盛効果
パワーストーンにはそれぞれ独特の効果がありますが、翡翠には商売繁盛の効果があります。
かつて翡翠は古代中国の皇帝が愛用する非常に価値のある石で、仁・義・礼・智・信の五徳を備えた者が保有することができました。
この石を皇帝の第1婦人が持つようになったことから、皇帝ではない人物でも持つことができる石だと徐々に庶民の間にも広まっていき、特に華僑や商人の間で人気を博しました。
中国人商人が翡翠を携えて商売をするようになり、商売繁盛という願いを叶えてくれる石であると人々に知れ渡るようになります。
このような歴史を持つ翡翠は、商売人の中でも会社経営者が身につけているケースが多いと言われています。
また、身につけるだけでなく、社長室や店内、厨房に飾るなど、商売繁盛を願う人にとっては欠かすことのできないパワーストーンです。
商売繁盛効果のある他の石
商売繁盛の効果を持つパワーストーンは、翡翠の他にもルチルクォーツやゴールデンカルサイトがあります。
ルチルクォーツのルチルとはストーン内部に含まれている鉱物のことで、ルチルが太く透明であるほど商売繁盛の効果が高いと言われています。
商売繁盛のみならず、恋愛運や芸術運など幅広いシーンで効果があるパワーストーンです。
そのため、パワーストーンの中でもとりわけ力が強く、多くの人が身につけている人気の石です。
一方、ゴールデンカルサイトもルチルクォーツと同様に商売繁盛の効果があります。
成功や繁栄をもたらしてくれる効果がある石であるため、仕事や恋愛にも効果的だといわれています。
べっこう飴のような色合いは気持ちを落ち着つかせる効果があり、苛立ちを感じたときにこの石を見ると心穏やかになるとされ、商売に関係しない人でも身につけるケースが多いのが特徴です。