水晶ドクロとは
水晶ドクロとは水晶をドクロの形状に加工したアクセサリーです。ドクロは人間の頭蓋骨を意味する俗称であり、古くから死や災いを意味する不吉な記号として扱われていました。希少品である水晶をドクロの形状に加工する行為は宗教的な意味合いが強く、呪術に用いるアイテムとして扱われるのが普通です。
古代文明の遺跡から発掘されたとされる水晶ドクロは特に有名で、固くて脆い水晶を綺麗な球体に加工するのは非常に困難なことから、古代には非常に高度な文明が栄えていたとする主張の証拠とされていました。
写真:代表的な水晶ドクロ
意味・効果
ドクロは死を意味する不吉なイメージであると共に、命そのものを象徴するアイテムとして扱われることもあります。
生と死の相反する二つの意味を持つドクロは故人の死を嘆く場や赤ちゃんが生まれた事を祝う場で使われてきました。
永遠の輝きを持つとされる水晶を死の象徴であるドクロの形に加工することで、生と死のしがらみから解放される力が得られるとされています。
水晶の詳しい意味・効果の説明は「パワーストーン辞典-水晶」を参照ください。
また、水晶と他の石の相性については、「水晶と相性の良い石・悪い石」に詳しく記載しております。
選び方
水晶ドクロを選ぶ際は、なによりも加工技術の良し悪しを重視しなければいけません。
水晶は非常に固く、その一方で脆いという性質があります。球体に加工するのは特に難しいことから、ひび割れや欠損が無い水晶ドクロは高額になるのが普通です。
本物の頭蓋骨は亀裂が入っていますが、水晶ドクロの場合は表面が滑らかで亀裂や傷が一切生じていない物が上質とされます。
また、水晶は透明に近いほど品質も高いことも忘れてはいけません。黄色や茶色などの濁りが混ざっていると価値が大きく下がってしまいます。
高品質な水晶の産出国としてブラジルやマダガスタルが知られていますが、それらの国では高級アクセサリーや精密機器の素材に回すのが普通なので、水晶ドクロに加工されることは非常に稀です。それだけに、高品質な水晶で作られたドクロは高額化しやすくなっています。
使い方
水晶ドクロを日常生活の中で活用するにはインテリア用品として扱うのが正解と言えます。かつては呪術のような宗教的な儀式に用いるアイテムでしたが、現在では変わったデザインのアクセサリーと見なされるのが普通です。
水晶ドクロを居住空間に置く場合は日差しが差し込む場所を選ぶのがおすすめですが、これは日光が水晶を通過することで特有の輝きを発するためです。
ドクロの形状に加工された水晶を日光が通ることにより、照明機器には無い独自の輝きが生じます。室内に強いアクセントをもたらす効果がある他、ドクロの輝きは長寿をもたらすとされるので縁起物として扱うのに最適です。
水晶ドクロ商品一覧
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