写真:代表的な瑪瑙
瑪瑙の特徴
はっきりとした縞模様が瑪瑙の特徴です。
アゲート(アゲット)とも呼ばれ、成分の沈殿によって異なる色があり、色合いによってさまざまな種類があります。
紅色と白色が美しいサードニクス、黒色と白色のオニックスのほか、黒や緑、赤の成分が混じり苔のように見えるモスアゲート、半透明の乳白色の中に景色が描かれたように見えるランドスケープアゲートなどがあります。
瑪瑙は「七つの宝(金、銀、瑠璃、玻璃、しゃこ、珊瑚、瑪瑙)」である七宝の一つとされています。
※瑪瑙と他の石との相性については、「瑪瑙と相性の良い石」を参照してください。
瑪瑙の魔除け・邪気払い効果
瑪瑙には持ち主の邪気を吸収し、外へ排出する効果があると言われ、悪夢除けなどに利用されてきました。
ペルシャでは瑪瑙を焼いたときの煙が台風を逸らすと言われ、ヨーロッパでは敵の剣から身を守ってくれると言われています。
蜘蛛や蠍の毒を消すパワーがあるとも言われ、日本でもお守りとして持つことで家庭を守る力があると信じられてきました。
魔除けのパワーストーンとして、古代からさまざまな言い伝えがあるのも瑪瑙の特徴です。
また、身体の新陳代謝がアップして健康になると言われる瑪瑙にはエネルギーの消耗を減らし、体力をつけると言われています。
健康になることで病気などになりにくく、精神的にも元気を与えてくれる効果が期待できます。
そういった効果から、病除けや事故・ケガの予防などになるとも考えられています。
中でも白い脈がある黒アゲートには不安や心配ごとがなくなり、心が安定する効果があると言われています。
魔除け・邪気払い効果のある他の石
黒い石には魔除けの効果があるということは古くから言われています。
そうしたことからモリオンと同様、真っ黒な色が特徴的なオニキスもまた魔除けの石として知られてきました。
特に周りの人のネガティブな気持ちや言葉から心を守り、人の悪意に影響されない強い心を持たせてくれるので、人間関係に悩んでいる人におすすめです。
チベットで発見され、古くから魔除けの石として親しまれてきたアイアゲート(天眼石)も強い邪気払い効果のある黒い石です。
和名の元にもなった目のような模様が邪気をにらみつけ追い払うと言われていて、身に着けることで心が強くなり、また人との関係も良好にすることで仕事運アップにもつながるとされています。
カーネリアンは鮮やかな朱色の石ですが、弱った心にパワーを充填し、気持ちを明るくして邪気を払ってくれます。
悪い夢を見やすい人にもおすすめです。