ローズクォーツとは
和名を「紅水晶」といい、ピンク色をした水晶のことをいいます。
愛をはぐくみ優しさと気品をもたらすパワーストーンで、愛に関する問題に効果があるとされ女性から絶大な人気を誇ります。
鉱石情報
色:ピンク色、ローズ色
条痕色:白色
モース硬度:7
比重:2.65
劈開:なし
断口:貝殻状
結晶系:六方晶系、柱状結晶、ほとんどが塊状
化学組成:二酸化珪素SiO2
透明性:透明、半透明
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.54~1.55
複屈折:0.009
分散度:0.013
多色性:弱い二色性、ピンク色;暗ピンク色
蛍光:弱い暗紫色
インクルージョン:ルチル(Rutile)「金紅石」
産地:マダガスカル、ブラジル、スコットランド、ロシア、アメリカ、スペイン
カット:ブリリアント、ミックス、カメオ、ビーズ
効果
「愛」のエネルギーを代表するパワーストーンです。恋愛成就に絶大な力を発揮するでしょう。
詳しくは「パワーストーン辞典-ローズクォーツ」を参照してください。
特徴
ローズクォーツは微細な結晶が分散しているため、透明度の高いものは珍しく、ほとんどはくもりやひびが入っていたりします。
スター・ローズ・クォーツ
針状のルチル(金紅石)が含まれている原石をカボションカットしたものにはスター効果が現れます。この石をスター・ローズ・クォーツと呼びます。
一般的なローズクォーツよりやや透明な石です。
光を当てると、天然石の内側から「スター状」の輝きを放つことから、これをスター効果といいます。
ディープローズクォーツ
ローズクォーツのなかでも特にピンク色が濃いものを、ディープローズクォーツといいます。
選び方のポイント
天然石は一つ一つ違う模様や形をしていて、選ぶときに悩んでしまいます。
ここでは、天然石ショップ店長だからこそ分かる、おすすめの選び方をお教えします。
産地
ローズクォーツの産地は、マダガスカル、ブラジル、スコットランド、ロシア、アメリカ、スペインです。
大量産出国はブラジルです。
品質
ローズクォーツでは、透明度が高く発色が美しいものが価値効果ともに高いと言われています。
宝石としての価値を求めるなら、透明で純粋なピンク色のものを選びます。
ストーンが濁っていたりピンク色がくすんでいるようなものは避けましょう。
クラックの量が多すぎたり、度合いが激しい場合、自然に割れることも考えられますので注意が必要です。
マダガスカル産のローズクォーツは色が濃く最高品質といわれています。
値段
前途の通り、値段は透明度や発色の良さ、大きさで決まります。
以下に、透明度の高い丸玉と低めの丸玉の写真を掲載しています。
写真を見比べて、品質の違いを確認してください。
写真:高品質(透明度が高く鮮やかな発色)
写真:低品質(透明度が低い)
お得な選び方
パワーストーンアイテムとしてだけではなく宝飾品としても人気がある石ですので、ペンダントやブレスレットには透明度が高く美しい石を用いることが多く、高価になりがちです。
おすすめなのが、丸玉やピラミッドといった置物タイプのローズクォーツです。
透明度は低いですが、発色や艶が良いお手軽な価格帯の商品が数多くあります。
クラックが模様となって表情を作り出し、見ていて飽きないインテリアアイテムとなるでしょう。
商品一覧
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ローズクォーツも品揃え豊富ですので、是非ともご来店ください。
アイテム別一覧
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