写真:代表的なクンツァイト
クンツァイトの特徴
クンツァイトは、ライラックピンクの淡い色合いが美しいパワーストーンです。
1902年にアメリカ・カリフォルニア州でティファニーの顧問を勤めた宝石学者・クンツ博士によって発見されました。
発見当時はトルマリンと鑑定されましたが、その後の調査でスポデューメンの一種とされ、ピンクカラーのものをクンツァイトと称しています。
発見場所にちなんでカリフォルニア・アイリスという別名でも親しまれており、和名はリシア輝石と言います。
※クンツァイトと他の石との相性については、「クンツァイトと相性の良い石」を参照してください。
寛容さ、思いやりの心を養う効果
クンツァイトは広大な愛と思いやりを心に抱かせ、寛容さと慈悲深さを持つ成熟した精神を育むストーンと言われています。
クンツァイトのやわらかなライラックピンクの色合いと透き通るクリアな光が、持つ者のささくれた心を癒し、愛と平和に満ちたものへと浄化してくれるとされているのです。
また、クンツァイトの波動には瞑想をサポートする働きがあるため、あらゆる感情を解放して精神をコントロールし、不安や劣等感を解消して心を穏やかに保ち、その人の心にもともとある愛を呼び覚ます力を持ちます。
その力が寛容さと思いやりをもたらし、ストーンを持つ人だけではなく、周囲の人へも良い影響を与えると考えられています。
日々の仕事などに忙殺されて周囲への優しさを忘れがちな人や、蓄積されるストレスに負けて心がささくれだってしまった人におすすめのストーンです。
寛容さ、思いやりの心を養う効果のある他の石
アラゴナイトは「なごみ石」とも呼ばれているやわらかなオレンジカラーのストーンで、心身のバランスを整えるリラックス効果の高いストーンです。
持つ人に安定感をもたらすことから、自分だけではなく、他人への愛や寛容さを引き出す効果があるとされています。
エンジェライトは祈りの石と言われるグレーがかった淡いブルーカラーのストーンで、心のトラウマや壁を取り去り、深く穏やかな愛と思いやりを育むとされています。
博愛と平和に満ちた心は、持つ人だけでなく、周囲との関係にも良好に働きます。
スギライトは、東洋で絶大な支持を集める深いバイオレットカラーのパワーストーンです。
ヒーリング効果に優れ、ストレスを緩和し、平穏な心に導くとされています。
このストーンで癒された心は、すべての人を包み込む深い愛情で満たされ、周囲へも良い影響を与えると考えられています。