写真:代表的な翡翠
翡翠の特徴
東洋を中心に珍重されてきた歴史を持つ翡翠は、日本では勾玉として縄文時代から用いられてきました。
翡翠は「ジェイド」という名称で呼ばれることがありますが、ジェイドはさらにジェダイトとネフライトに分けられ、ジェダイトは本翡翠と呼ばれます。
翡翠輝石は精度が純粋なものは白色に近い色です。逆に、鉄あるいはクロムを含有すると緑色、または紫色などに変化します。
赤道周辺の国々から産出されるものが多いですが、日本でも産出され、特に新潟県産は広く知られています。
日本においてはエメラルドと並んで5月の誕生石で、宝石言葉は「長寿」や「健康」などです。
※翡翠と他の石との相性については、「翡翠と相性の良い石」を参照してください。
翡翠のお守り石、危険回避効果
古来より翡翠が持つ危険回避の効果は多くの人びとの間に広まり、東洋の国々では厄除けとして大切に用いられてきました。
日本では古くから勾玉として身に付けられ、身を守る石として長く使用されてきた歴史があります。
そのため、翡翠は現在でも厄除けのパワーストーンとして身に付ける人が多い石です。
この石が持つパワーは比較的穏やかですが、強力なので護符として非常に珍重され、持ち主をさまざまな危険や災難から守り、安全な状態に導いてくれます。
どちらかといえば、物理的な危険から持ち主を守る効果が高いと言われており、身に付けていた人が火災や事故などから生還できたというエピソードも伝えられています。
また、翡翠は持ち主の気を静め、冷静な判断力や忍耐力を授ける石とされていますので、危険から回避する直観力も磨いてくれるでしょう。
お守り石、危険回避効果のある他の石
翡翠と同様に、古来からお守り石として使用されてきた歴史を持つマラカイトも邪気から身を守る強力なパワーを持つと伝えられています。
持ち主に何らかの危険が迫るとマラカイトが身代わりになってくれたり、砕けて危険を知らせてくれたりします。
また、優れたヒーリングの効果を備えているため、精神的にも肉体的にも安定した状態に導いてくれるでしょう。
お守り石として身に付ける際は模様がくっきり見えるものを選ぶと、災難を避ける効果を発揮しやすくなると言われています。
マラカイトに並んで、オニキスも邪気払いに強い効果を発揮する石です。
邪気や邪念、悪霊などマイナスのパワーを跳ね返し、持ち主をしっかり守ってくれるでしょう。
そのパワーは強大ですから、原石のオニキスを自宅に置いておけば持ち主はもちろん、家全体を保護してくれるとされています。