タイガーアイとは
和名を「虎目石(とらめいし)」といいます。光を当てる角度によって虎の目のように見えることからこの名前が付けられました。
濃い茶色と黄金色がストライプをなす、シャープで個性的な印象の石です。
古代エジプトでは、「虎の目はすべてを見通す」、「幸運を招く」石として神々の像の目に使用されていました。
洞察力や決断力を養い、成功へ導くとされ、男女ともに人気のあるパワーストーンです。
写真:縞目模様が美しいタイガーアイブレスレット
鉱物情報
色:黄褐色、茶色、金褐色
条痕色:黄色~褐色
モース硬度:7
比重:2.64~2.71
劈開:なし
断口:繊維状
結晶系:クォーツ(Quartz)「石英」…六方晶系、クロシドライト(Crocidolite)「青石綿」…単斜晶系、繊維状集合体
化学組成:クォーツ…二酸化珪素SiO2、クロシドライト…水酸基をもつナトリウムと鉄とマグネシウムの珪酸塩 Na2(Fe,Mg)3Fe2Si8O22(OH)2
透明性:半透明から不透明
光沢:ガラス光沢
屈折率:1.54~1.55
複屈折:0.009
分散度:0.013
多色性:なし
蛍光:なし
インクルージョン:ホーンブレンド(Hornblende)「角閃石」
産地:南アフリカ共和国、オーストラリア、ナミビア、中国
カット:カボション、ビーズ、片面研磨
効果
洞察力や決断力を養い、物事を成功へと導きます。
仕事運、金運をアップさせてくれるといわれています。
詳しい意味・効果については「パワーストーン辞典-タイガーアイ」を参照してください。
特徴
不透明の水晶の仲間で、繊維状の鉱物に石英が染み込んで硬化し、中に含まれる鉄分が酸化して茶褐色になったものです。
酸化する前の青灰色のものはホークアイ、熱処理して赤褐色になったものをレッドタイガーアイと呼びます。
タイガーアイの最大の特徴は「キャッツアイ効果」です。特殊なカット方法により、猫の目のような輝く光の筋が見えます。
塩の成分によって変色してしまうことがあるので、アクセサリーを使用したあとはお手入れをしましょう。
選び方のポイント
天然石は一つ一つ違う模様や形をしていて、選ぶときに悩んでしまいます。
ここでは、天然石ショップ店長だからこそ分かる、おすすめの選び方をお教えします。
産地
南アフリカ共和国、オーストラリア、ナミビア、中国等で採掘されます。
品質
黄褐色の縞目模様が美しく、キャッツアイ効果のはっきりとしたものが高品質とされています。
値段
ほかのパワーストーンと比べると、流通量が多いこともあり、全体的にお求めやすい価格帯となっています。
サイズが大きく模様が美しいものは値段が高くなる傾向にあります。
お得な選び方
なんといっても虎目の「縞模様」の美しさ、キャットアイ効果の美しさがポイントでしょう。
黄色と黒の配色のバランスが良く、美しいと思えたものを迎え入れましょう。
写真:縞模様の美しいタイガーアイ丸玉
あまり品質の良くないタイガーアイの場合、この2色のバランスが悪く、全体的に黄色みが強かったり、逆に黒みがかっていたりします。
色のバランスとともに、艶の良さもよくチェックしましょう。
タイガーアイは金運・ギャンブル運を高めたい人に人気の石ですので、持ち運びのできるアクセサリータイプが人気です。
サイズの小さいビーズを使用したブレスレットや、小さめのペンダントなどは手ごろな価格帯で見つけることが出来ます。
写真:縞模様の美しいタイガーアイペンダント
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タイガーアイも品揃え豊富ですので、是非ともご来店ください。
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