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トルマリンの選び方(ポイントは色、大きさ)

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トルマリンとは

トルマリンの名は、シンハリ語で「色の混ざった石」を意味する「turmali」からきています。

その名の通りさまざま色があり、2種類以上の色を持つものが多いです。「トルマリン」として流通しているものは緑色系が多いです。

電気を帯びる特性があります。トルマリンが発する電気は、体の熱に反応してマイナスイオンや遠赤外線に変換されることから、肩こりや疲労回復、癒しなどに効果があるとされ人気となっています。

トルマリンは種々の成分元素の入り混じった複雑な鉱物のグループで、その主成分差によって今のところ11種に分けられています。以下の5つが主に流通している石です。

 

ドラバイト「苦土電気石」

ウバイト「石灰苦土電気石」

エルバイト「リチア電気石(ウォーターメロントルマリン)」

ショール「鉄電気石(ブラックトルマリン)」

リディコタイト「リディコート電気石」

 

写真:色とりどりのトルマリンビーズを使用したブレスレット

鉱石情報

※エルバイト(ウォーターメロントルマリン)より

色:緑、青、赤、黄、まれに無色

条痕色:無色

モース硬度:7~7.5

比重:3.06

劈開:不完全

断口:やや貝状ないし不平坦状

結晶系:六方晶系、柱状結晶、端面が底面一面で柱面に縦の条線

化学組成:Na(Li,Al)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4

透明性:透明から半透明

光沢:ガラス光沢

屈折率:1.62~1.64

複屈折:0.018

分散度:0.017

多色性:緑色石…強い2色性、淡緑色;濃緑色、赤色石…強い2色性、ピンク色;赤色

蛍光:なし

インクルージョン:ひび割れ状液体、液膜、二相、チューブ

産地:ブラジル、ロシア、マダガスカル、アメリカ、ミャンマー

カット:ステップ、バゲット、ミックス、カボション



効果

マイナスイオンを発して健康の向上をはかるとされ人気があります。疲労回復によるリフレッシュ効果が期待できます。

そのほか詳しい意味・効果については「パワーストーン辞典-トルマリン」を参照してください。

 

特徴

カラーバリエーションが豊富で2色性をもつものが多いのが特徴です。

表面にほこりが付きやすい石です。柔らかい布でからぶきをしてこまめにお手入れをしましょう。

内部のヒビを刺激してしまう可能性があるので、超音波洗浄は避けてください。

以下に、特に人気のあるピンクトルマリンとウォーターメロントルマリンについて簡単にご紹介します。

 

ピンクトルマリン

10月の誕生石として有名です。

ピンクトルマリンには、恋人たちの愛を育む力があるといわれ、その優しい色合いからも女性に人気のある石です。

透明度が高く、黒みや茶色みの混ざっていない純粋なピンク色のものが良質とされます。

内側にヒビが見られることがありますが、これはトルマリンに特有のもので、天然の証でもあります。

 

写真:艶と発色が美しいピンクトルマリンペンダント

 

ウォーターメロントルマリン

グリーントルマリンの内部に赤やピンクのトルマリンを内包したものです。

この二つの色のトルマリンは陰陽のバランスを象徴しており、バランサーとして働きかけ平和と安定をもたらすとされています。

すいかの断面のような、はっきりと色が分かれているものが人気が高いです。

 

写真:緑と赤の配色が美しいウォーターメロントルマリンペンダント

 

 

選び方のポイント

天然石は一つ一つ違う模様や形をしていて、選ぶときに悩んでしまいます。
ここでは、天然石ショップ店長だからこそ分かる、おすすめの選び方をお教えします。



産地

ブラジルのパライバで採れる石をパライバ・トルマリンといい、質の良いものは1カラットあたりの価格がすべての宝石のなかでももっとも高いといわれるほど貴重な石です。

 

品質

くすみのない、純粋な色のものが良品です。

色の深みは好みによりますが、濃すぎないもののほうが評価が高いです。

 

値段

ほかのパワーストーン同様、発色の良いもの、透明度の高いもの、サイズの大きいものは値段が高くなります。

トルマリンは他のパワーストーンに比べても全体的に価格は高いです。特にパライバ・トルマリンは、発色が美しく採掘量も少ないことから群を抜いて高価な石です。

お得な選び方

トルマリンは非常に人気があり価格が高騰しています。

色、艶、大きさ等が良いものは値段も覚悟しなければならないでしょう。

暗い色合いのものは人気がなく、価格も低くなる傾向にあります。

 

写真:透明度が低く濃い緑色のトルマリンペンダント

写真:透明度があり淡い緑色のトルマリンペンダント

 

色合いについては好みに左右されるところですが、暗い色合いは落ち着いた印象を与え、男性もブレスレットなどで取り入れやすいパワーストーンでしょう。

トルマリンの結晶は細長い形をしており、加工の際にヒビ割れも起きやすい石です。

上質なものを選ぶ際は、ヒビのないものを選びたいところですが、このヒビがあることで価格が安い石もあります。

内部にヒビがあるのは天然の証でもあります。発色や色味が美しくご自身が気にならない程度のヒビであれば購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

商品一覧

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トルマリンも品揃え豊富ですので、是非ともご来店ください。

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