多種多様に思える天然石も、鉱物学的には大きく20種類に分類されます。
よく知られているパワーストーンをグループ分けしました。
色や見た目の違う石でも鉱物的には仲間であったりります。
鉱物名:石英
石英(せきえい、独: Quarz、英: quartz、クォーツ、クオーツ)は、二酸化ケイ素 (SiO₂) が結晶してできた鉱物。六角柱状のきれいな自形結晶をなすことが多い。中でも特に無色透明なものを水晶(すいしょう、独: Bergkristall、英: rock crystal、ロッククリスタル)と呼び、古くは玻璃(はり)と呼ばれて珍重された。
石英を成分とする砂は珪砂(けいしゃ・けいさ、独: Quarzsand、英: quartz sand)と呼ばれ、石英を主体とした珪化物からなる鉱石は珪石と呼ぶ。Wikipediaより
特徴・色など | パワーストーン |
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透明な結晶質 | ロッククリスタル、アメジスト、シトリン、スモーキークォーツ、ルチルクォーツ |
半透明な塊状(結晶面をもたない) | ローズクォーツ、アベンチュリン |
半透明~不透明な、潜晶質(ごく微細な結晶粒の集合) | カルセドニー、カーネリアン、クリソプレーズ、アゲート、オニキス |
不透明で、不純物を一定の割合以上含む石英の集合 | ジャスパー、ブラッドストーン |
鉱物名:コランダム
コランダム (corundum) は、酸化アルミニウム (Al2O3) の結晶からなる鉱物。鋼玉(こうぎょく)とも呼ばれる。赤鉄鉱グループに属する。
純粋な結晶は無色透明であるが、結晶に組みこまれる不純物イオンにより色がつき、ルビー(赤色)、サファイア(青色などの赤色以外のもの)などと呼び分けられる。
古くから、磨かれて宝石として珍重されたが、現在では容易に人造でき、単結晶は、固体レーザー、精密器械の軸受などに使われ、大規模に作られる多結晶の塊は研磨材、耐火物原料などに使われる。Wikipediaより
特徴・色など | パワーストーン |
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赤色 | ルビー、ルビーインゾイサイト |
赤色以外 | サファイア(ブルーサファイア、イエローサファイア、グリーンサファイア、パパラチャ・サファイア、無色サファイア) |
鉱物名:ベリル
緑柱石(りょくちゅうせき、英: beryl、ベリル)は、ベリリウムを含む六角柱状の鉱物。金属元素のベリリウムの名前は、この中から発見されたことに由来する。透明で美しいものはカットされて宝石になる。
Wikipediaより
特徴・色など | パワーストーン |
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緑色 | エメラルド |
青色 | アクアマリン |
黄色、黄金色 | ヘリオドール |
ピンク色 | モルガナイト |
無色 | ゴッシェナイト |
鉱物名:クリソベリル
金緑石(きんりょくせき、chrysoberyl、クリソベリル)は鉱物の一種。組成は BeAl2O4 で、色は黄色、帯黄緑色、緑色、褐色(稀に無色透明なものもある)など様々であるが、黄色~帯黄緑色が最も多い。斜方晶系、モース硬度8.5。
Wikipediaより
特徴・色など | パワーストーン |
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赤色 | レッドベリル |
光によって赤色から青色に変化する | アレキサンドライト |
シャトヤンシー効果 | キャッツアイ、タイガーアイ |
その他 | クリソベリル |
鉱物名:トルマリン
トルマリン(tourmaline)は、ケイ酸塩鉱物のグループ名。結晶を熱すると電気を帯びるため、電気石(でんきせき)と呼ばれている。
Wikipediaより
特徴・色など | パワーストーン |
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濃いピンク~赤色 | ルベライト |
濃い青色 | インディゴライト |
褐色 | ドラバイト |
無色 | アクロアイト |
濃い褐色~黒 | ショール |
その他 | グリーントルマリン、イエロートルマリン、ウォーターメロントルマリン |