アクアマリンは、ラテン語で「水」を表す「アクア」と、「海」を表す「マリン」を組み合わせて作られた名称で、2,000年以上前の古代ローマ人によって名付けられました。
日本では、藍玉や水宝玉とも呼ばれるため、こちらの呼び方の方が馴染みがあるという方も多いかもしれません。分類としては、エメラルドやモルガナイトと同じベリルファミリーの仲間です。
アクアマリンは、アクセサリーなどにして身につけると、穏やかな海に身を委ねているような、清らかなエネルギーを得ることができます。海を彷彿とさせるような癒しの力がもたらされるため、周囲の人々と穏やかな気持ちで触れ合えるようになり、コミュニケーション力のアップにつながるとされているのです。
人々の関係を調和させる効果も期待できるため、関係が悪化しているカップルが互いに身に着ければ、仲直りのきっかけになるかもしれません。加えて、アクアマリンは、「天使の石」とも呼ばれるように、若さと幸せの象徴でもあります。そのため、幸福な結婚や子供の誕生を願って、これから結婚するような友人などに贈るのもおすすめです。
さらに、かつて船乗りが重宝していたと伝わるように、人生に迷った時に希望の光を照らしてくれる効果があるともいわれています。そのため、ライフイベントについての重大な決断を下す際に身に着けておくというのもよいでしょう。
色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。
着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。
以下はアクアマリンの対応色です。
■色の持つ力とその力がもたらす効果
青:★解放力★ 覇気、自由を感じる、ゆったりした気分に浸れる
藍:★商売力★ 誠実になる、熱心、けじめ、まめ、忠実
天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。
アクアマリンと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。
■アクアマリンと相性の良い石・悪い石
石言葉 | 幸福に満ちる |
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和名 | 藍玉 |
英名 | aquamarine |
別名 | 緑柱石 |
守護星座 | 『みずがめ座(1/20〜2/18)の守護石』、『うお座(2/19〜3/20)の守護石』、『ふたご座(5/21〜6/21)の守護石』、『かに座(6/22〜7/22)の守護石』 |
誕生石 | 3月の誕生石 |
十二支 | − |
カラーバリエーション | 青 |
産地 | ブラジル、マダガスカル、インド、ロシア、スリランカ、ナミビア、ナイジェリア、等 |