カーネリアンの意味・効果

カーネリアン



カーネリアン

カルセドニーと呼ばれる玉髄のうち、赤色や橙色をしている鉱石が、カーネリアンと呼ばれます。主な原産地は、インドのグジャラート州や南米のブラジル等、熱帯地域に属している国の名前が並んでいます。メソポタミア文明の時代から存在している鉱石の一つで、古代都市国家ウルでは、遺跡の中にある黄金の頭飾りから見つかりました。また、紀元前1350年頃には、エジプトのツタンカーメンの墓の中に入っている等、実力者が愛用していた鉱石としても、広く知られています。
また、インダス文明に栄えた大都市ドーラビーラでは、カーネリアンを材料にビーズとして加工し、繁栄を極めた歴史もあります。フランス革命期に活躍した政治家ナポレオンが、カーネリアンを使って八角形の印章を作らせ、生涯身につけていたという逸話もあるほどです。
原産地のインドでは、インドとビルマ国境に住んでいる少数民族のチン族が、カーネリアンをベースとした、ネックレスや交易用のビーズを作っていました。



意味・効果

ルビー等の鉱石と同様、7月の誕生石として採用されているカーネリアンは、活力を与えるパワーストーンとして有名です。赤色や橙色が、気分を高揚させる効果が期待できる色という関係上、持つだけで元気にしてくれる可能性があります。
カーネリアンの石言葉は、勇気や友情の他、連帯や喜びが該当しますが、落ち着きや精神バランスという意味も込められています。自分の長所を最大限に引き出し、集中力や積極性等を高めるため、試験勉強や創作活動の際、身に付けると良いと言われています。
ブレスレットやネックレスに加工された状態のカーネリアンを購入し、腕や耳等、肌に触れる場所に身に着ける方法が、正しい使い方です。女性ならピアスやイヤリングを、男性ならブレスレットや指輪等の装飾品として使うと、より高い効果が期待できます。
ただし、水や紫外線に弱いという性質上、長時間の野外活動をする場面や、入浴時等では外す必要があります。また、カーネリアンの浄化を行う際は、水晶クラスターの他、月の光やセージの煙を使った方法が、一般的に用いられます。


色とパワーストーンとの関係

 色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。 着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
 個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。

以下はカーネリアンの対応色です。

  ■色の持つ力とその力がもたらす効果
   橙色:★想像力★ 憧れ、希望、遊び心、モノづくりの心得
   白(透明):★洗浄力★ 純真さ、清らかさ、透き通る心
   茜色:★情報処理能力★ 瞬発力アップ、恵み、絶頂感、計算力、正確さ


相性の良い石・悪い石

天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。

カーネリアンと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。

 ■カーネリアンと相性の良い石・悪い石



天然石情報

石言葉 希望と成功
和名 紅玉髄
英名 carnelian
別名
守護星座 『おひつじ座(3/21〜4/19)の守護石』、『おとめ座(8/23〜9/22)の守護石』
誕生石 7月の誕生石
十二支 辰年生まれ
カラーバリエーション オレンジ
産地 ブラジル、インド、マダガスカル、ウルグアイ、等

■パワーストーンの意味や効果に関する記載について
パワーストーンの意味・効果・特徴として掲載している内容は古来からの言い伝えや出版物等の情報から作者がわかりやすくまとめたものです。絶対的な効果を保証するものではないことをご理解願います。また、健康面の記載に関しては、現代医学で効能が立証されたものではないことをご理解ください。

   

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