フローライトの主な産地は、中国やスイス、ノルウェー、オーストリア、ドイツなどです。その特徴は、まるで内側から輝くような、透明感のある美しさです。
元々は無色ですが、内部の不純物によって、様々な色に変化します。そのカラーバリエーションも豊富で、ブルーやグリーン、ピンクやパープルと多彩で、なかには複数の色を併せ持っているものもあります。加熱や紫外線の影響で発光することから、和名では蛍石と呼ばれ、多くの人々に愛されてきました。
そして、その形状は、八面体と六面体を基本とした様々なタイプがあり、同じ形をしたものはありません。古代エジプトでは、フローライトは復活や再生の象徴だと考えられていて、スカラベ(神のシンボル)として、人々に崇拝されていました。そのため、装飾品として使われたり、彫像の素材として使われることも多かったのです。また、古代ローマではワイングラスに使われるなど、とても身近な鉱石でもありました。
古来より、魔除けの石として親しまれてきたフローライトですが、記憶力や思考力を高めてくれる効果があるともされてきました。天才の石とも呼ばれ、これまで抑圧されてきた感情を解放し、発想力を高めてくれるとも言われています。スランプに陥っているときなどに、フローライトのブレスレットなどを取り入れると、モヤモヤした気持ちがスッキリしたりします。パワーストーンは、定期的に浄化することが必要ですが、フローライトを浄化するときには注意が必要です。
フローライトは、紫外線を浴びると変質してしまう恐れがあるため、太陽光には当てないようにします。水や塩にとても弱い性質であるため、浄化のときには水や塩は使わないようにします。浄化をするときには、月光浴が最適です。月光の癒しのエネルギーが、フローライトを浄化してくれます。そして、とてもデリケートな石のため、お手入れをするときには、柔らかい布で優しく汚れを拭きとるようにしましょう。
色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。
着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。
以下はフローライトの対応色です。
■色の持つ力とその力がもたらす効果
萌黄:★演技力★ 自己PR力アップ、魅力が湧き出す、主役的な存在
緑:★友好力★ 納得の追及、中立的、控えめ、仲介力
青:★解放力★ 覇気、自由を感じる、ゆったりした気分に浸れる
紫:★支配力★ 誇り高い、理想に近づく、責任感あふれる
桃色:★空想力★ 夢、パフォーマンス、誇示、うぶ、セクシー
白(透明):★洗浄力★ 純真さ、清らかさ、透き通る心
天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。
フローライトと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。
■フローライトと相性の良い石・悪い石
石言葉 | 少しの希望 |
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和名 | 蛍石 |
英名 | fluorite |
別名 | − |
守護星座 | − |
誕生石 | − |
十二支 | − |
カラーバリエーション | 濃淡紫、濃淡緑、青、黄、オレンジ、ピンク、無色 |
産地 | アメリカ、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、チェコ、スイス、ポーランド、等 |