クンツァイトはリシア輝石と呼ばれる鉱物の一種です。この鉱物は色によって名称が異なり、ピンク・紫色のものがクンツァイトと呼ばれています。光の加減によって色合いが変わる「多色性」があり、ライラックピンクやラベンダー、パステルピンクなど、色味の変化を楽しめる点が魅力の1つです。
また、紫外線などに当てると暗いところで光る「燐光性」などの特性も持っています。太陽や照明の光で退色の可能性があること、また夜は光の度合いによって艶やかな紫色を放つことなどから、「夜の宝石」とも呼ばれています。
ガラスのような光沢があり、品質が高いものほど色合いも優しく繊細になります。1902年にアメリカのカリフォルニアで発見され、新しい鉱石であると認めたティファニーの宝石鑑定士、ジョージ・フレデリック・クンツ博士にちなんでクンツァイトと名づけられました。主な産地はアメリカ、ブラジル、マダガスカル、ナイジェリア、アフガニスタン、パキスタンなどです。
パワーストーンとしてクンツァイトがもつ意味は「無償の愛」です。見返りを考えず、純粋に注ぐ大きな愛情を象徴しています。優しい気持ちや自分の中にある愛の心を呼び覚ましてくれる石なので、心が疲れて愛情をもてないと感じたときに身に付けると良いでしょう。
また、周りの人や自分に対して思いやりをもてないと悩んでいるときや、ストレスが溜まって癒しが欲しいときなどにもおすすめです。優しく柔かな波動が、人間性の成熟や女性らしさを高めてくれるとも言われています。
クンツァイトの綺麗な色合いを活かしたジュエリーなども多いので、指輪やネックレスなどでいつも身に付けておくのも良いでしょう。なお、クンツァイトは衝撃に弱く割れやすいという特徴もあります。そのため、浄化する際には石が傷つかないよう注意が必要です。月光浴をする、より大きな水晶の上に置く、ホワイトセージの煙をまとわせる、音叉の音を聴かせるなどの方法で浄化してください。太陽や水を使う浄化はクンツァイトには厳禁です。
色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。
着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。
以下はクンツァイトの対応色です。
■色の持つ力とその力がもたらす効果
桃色:★空想力★ 夢、パフォーマンス、誇示、うぶ、セクシー
白(透明):★洗浄力★ 純真さ、清らかさ、透き通る心
天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。
クンツァイトと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。
■クンツァイトと相性の良い石・悪い石
石言葉 | 恋人到来 |
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和名 | − |
英名 | kunzite |
別名 | カリフォルニアアイリス |
守護星座 | − |
誕生石 | − |
十二支 | − |
カラーバリエーション | ピンク |
産地 | アメリカ、マダガスカル、ブラジル、ミャンマー、アフガニスタン、等 |