ラリマールとも呼ばれるラリマーは上質なものにはまるで太陽の光が波に反射したような模様の入る、美しいライトブルーのストーンです。鉱物としては「ブルー・ペクトライト」と呼ばれており、欧州を中心に様々な場所で産出されるペクトライトの内、ドミニカ共和国内南部のパオルコ鉱山のみで発掘された物が主にこの名をつけられます。
ラリマーという名前の由来は、発見した地実学者の娘「ラリッサ」とスペイン語で海を意味する「マール」を組み合わせたもので、1900年代に出回るようになった比較的新しい宝石になります。
その見た目の特徴はなんといっても燦々と晴れたカリブ海を想像するような鮮やかなブルーです。そのイメージからカリブ海を自由に泳ぎ回るイルカ達を連想して「ドルフィン・ストーン」とも言われます。
また、ペクトライトという石自体には白、ピンク、淡黄色など様々な色がある為、場合によってはそれらを青く着色した石が出回っている事もあります。
ラリマーというパワーストーンが持つ意味は、「安らぎ」「愛」「平和」などです。心安らぐ優しい水色をした「愛と平和」を象徴するラリマーには、抱えた不安や荒れた心を柔らかく落ち着かせる効果があります。余裕が無く人に当たってしまうような時、避けられないストレスや嫉妬と言ったマイナス感情に振り回されてしまう時、きっとこの石が貴方の心に安らぎをくれるはずです。そう言った意味で、辛い時にも少し前向きにポジティブな一歩を踏み出すきっかけをくれる石とも言えます。
そんなラリマーの持つ力を存分に引き出すなら、そのリラックス効果を存分に感じられるようブレスレットなどのいつでも目にできる様な物として持つことがオススメです。ペンダントや髪留めとして相手から見える位置に身につける事で、円満な人間関係を築く事にも役立つかもしれません。しかし、ラリマーは紫外線には少し弱いので直射日光を長く浴びることのない場所で保管しましょう。
色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。
着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。
以下はラリマーの対応色です。
■色の持つ力とその力がもたらす効果
青:★解放力★ 覇気、自由を感じる、ゆったりした気分に浸れる
藍:★商売力★ 誠実になる、熱心、けじめ、まめ、忠実
白(透明):★洗浄力★ 純真さ、清らかさ、透き通る心
灰色:★長者能力★ 人の上にたつ、指導力を発揮する、幸福、勤勉、尊敬
浅黄:★知識力★ 知恵、成功、工夫のアイデアがうまれる、脱出
天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。
ラリマーと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。
■ラリマーと相性の良い石・悪い石
石言葉 | 平和と愛 |
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和名 | 曹灰針石 |
英名 | larimar |
別名 | ペクトライト |
守護星座 | − |
誕生石 | − |
十二支 | − |
カラーバリエーション | 白、灰色、淡黄色、ピンク、空青色 |
産地 | ドミニカ |