オニキスの意味・効果

和名を黒瑪瑙というオニキスはパワーストーンの中でもポピュラーな石だといえます。主な産地はブラジルですが、インドやドイツ、アメリカや中国など世界中のあちこちで産出されています。特にアメリカのセブンスプリングス産のものは品質の高さで定評があり、人気になっています。
オニキスは本来真っ黒な石に爪痕のようにも見える白い縞が入ったもの。ですから語源であるギリシャ語のonux(オニュクス）には「爪」という意味があります。日本では縞模様のない黒いものをオニキスと呼ぶことが多いです。
オニキスはギリシャ神話にも登場しています。キューピットが愛の矢で母のヴィーナスの爪を切った時に、その爪がオリンポスの山からインダス川へと落下してオニキスになったとされています。また古来から「縁切り石」と呼ばれることもあり、苦手な人を遠ざけるために身につけることもあります。美しい漆黒の石は、古代から人々を惹きつける不思議な魅力に満ちていたようです。

意味・効果

オニキスの効果は悪を退けて持ち主を悪霊から守るというものです。古くから厄除けや魔除けのお守りとして親しまれてきました。有名なクレオパトラもこの石を魔除けとして身につけていたと言われています。また持つ人の忍耐力を高め成功へと導く効果もあるということです。
さらには「新しい自分に生まれ変わる」「夫婦の幸福」など様々なパワーを持つとされます。宗教との関係性も深く、カトリックでは情熱の抑制に効果があるとされていますし、インドでは古くから煩悩を断ち切るものとして修行僧が身につけていました。
ブレスレットやピアスなど気軽に身につけるものとして加工されるオニキス。キリスト教徒が祈りの場で使うロザリオにも使用されています。人生における邪気を振り払い持ち主に強い精神力をもたらすとされ、手軽に身につけられる自分自身のお守りとしておすすめのパワーストーンです。
オニキスは水や紫外線に弱く退色することもあるので、直射日光はなるべく避けて保管すると良いでしょう。柔らかい布で拭き取ってお手入れするのがおすすめです。

色とパワーストーンとの関係

　色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。 着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
　個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。

以下はオニキスの対応色です。

　　■色の持つ力とその力がもたらす効果
　　　黒：★考察力★ 深い思考に心がける、認める判断、用心深くなる
　　　白：★洗浄力★ 純真さ、清らかさ、透き通る心

相性の良い石・悪い石

天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。

オニキスと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。

　■オニキスと相性の良い石・悪い石

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