ローズクォーツの意味・効果

淡いピンク色のかわいらしく、美しい印象のローズクォーツは、ペグマタイト（火山岩の一種）に、二酸化ケイ素が結晶化してできた石英（クォーツ）です。中でも特にピンク色をしたものをローズクォーツと呼びます。半透明や不透明のものが多くクラックやインクルージョンがあるのが特徴です。透明度が高く発色のよいものは「ディープローズクォーツ」と呼ばれ、希少価値が高いものとされています。和名としては、薔薇石英や紅石英、紅水晶などと呼ばれています。

ローズクォーツは美を司る女神・アフロディーテの石と呼ばれ、美しさや愛情に関するパワーを持つと言われています。古くから恋人との愛を育てるお守りとして親しまれてきたローズクォーツの「ローズ（薔薇）」の語源は、アフロディーテに由来しています。アフロディーテが誕生する際、女神の美しさを称えるために創造したのが薔薇だったのです。そして薔薇のように美しい色の石を、ローズクォーツと呼ぶようになり、美や愛の石として多くの女性に親しまれてきたと言われています。

意味・効果

美や愛、優しさを象徴するローズクォーツは恋愛運アップの石として知られています。恋愛に悩む人がこの石を大切にすることで、内面から輝く美しさを持つことができると言われています。肌をきれいにする効果も期待でき、女性として見た目もきれいになれるとされています。
また、ローズクォーツは気持ちを穏やかにする効果もあります。精神的に疲れているときなどは石を触っていると気持ちが落ち着き、精神的な癒しを与えてくれるでしょう。ローズクォーツを持つことで、心も美しくなり、恋人や家族を優しく包み込める人間になり幸せに過ごせると言われているパワーストーンです。
割れたり、削れたりしにくい石なので比較的お手入れはしやすいでしょう。通常のお手入れとしては、やわらかい布で優しくホコリや汚れなどを拭き取る程度できれいになります。汚れが落ちない場合は食器用洗剤をぬるま湯で薄め、ブラシなどで優しくこすり洗いをします。紫外線に長時間当てると変色する恐れがあるので、日の当たらない場所で保管しましょう。

色とパワーストーンとの関係

　色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。 着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
　個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。

以下はローズクォーツの対応色です。

　　■色の持つ力とその力がもたらす効果
　　　桃色：★空想力★ 夢、パフォーマンス、誇示、うぶ、セクシー
　　　赤：★変革力★ 気合い、活気ある、権力、再生へつづく
　　　白（透明）：★洗浄力★ 純真さ、清らかさ、透き通る心

相性の良い石・悪い石

天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。

ローズクォーツと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。

　■ローズクォーツと相性の良い石・悪い石

天然石情報