ルビーの意味・効果

ルビー



ルビー

ルビーはラテン語で、「赤い色の石」を意味する「ruber」が語源となっている7月の誕生石です。コランダム、または鋼玉と呼ばれる鉱石の一種であり、赤色が「ルビー」、青色が「サファイア」として扱われています。ミャンマーやスリランカ、ベトナムやタイなどが有名な産地ですが、中でもミャンマーで採取されたルビーは美しく希少性も高いため、「ピジョンブラッド」と呼ばれ高価です。赤色の出方の違いは、含まれる不純物の量です。不純物である「クロム」が多ければ赤黒く、少なければピンクに近い色になります。

古代ローマではルビーには「軍神マルス」が宿るとされ、勝利と無事の帰還を願う兵士たちがお守りとして身につけたといわれています。中世ヨーロッパの時代に入ってからは、ルビーは王侯貴族だけが身につけられる高価で特別な宝石として扱われるようになりました。この2つの時代による背景から、ルビーは力強さと優雅さを兼ね備えている石として現代では扱われているのです。



意味・効果

ルビーは宝石の女王とも呼ばれ、優雅さや艶やかさを秘めているとされています。肉体と精神を活性化させる石として、女性的な美しさを求める人に適しているでしょう。一方で、「軍神マルス」が宿るという逸話から、男性にも人気があります。勝利をもたらす石の力は、実業家や営業マン、スポーツ選手が身につけることも少なくありません。肉体的や精神的な魅力を高めたり、勝利をもたらしたりするなどのポジティブな要素が特徴です。

パワーストーンとして他の石と組み合わせるなら、同系色で石が持つ効果も似ているピンクオパール、反対色だが石の効果は近いペリドットがよいでしょう。より肉体の活性化を求めるならガーネットも適しています。
硬度が高く衝撃に強いルビーですが、長い時間日光に当てると退色して色が薄くなる場合があります。日常生活で当たる紫外線の量は問題ありませんが、保管する時には日が差し込まない通気性のよい場所を選ぶようにしましょう。


色とパワーストーンとの関係

 色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。 着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
 個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。

以下はルビーの対応色です。

  ■色の持つ力とその力がもたらす効果
   茜色:★情報処理能力★ 瞬発力アップ、恵み、絶頂感、計算力、正確さ
   赤:★変革力★ 気合い、活気ある、権力、再生へつづく
   紅:★演出力★ 権威、自信がみなぎる、見事なたたずまい
   桃色:★空想力★ 夢、パフォーマンス、誇示、うぶ、セクシー


相性の良い石・悪い石

天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。

ルビーと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。

 ■ルビーと相性の良い石・悪い石



天然石情報

石言葉 情熱・悲しみ・威厳
和名 紅宝石
英名 ruby
別名
守護星座 『おひつじ座(3/21〜4/19)の守護石』、『かに座(6/22〜7/22)の守護石』、『しし座(7/23〜8/22)の守護石』、『さそり座(10/23〜11/21)の守護石』
誕生石 7月の誕生石
十二支 『午年生まれ』、『亥年生まれ』
カラーバリエーション
産地 ミャンマー、スリランカ、タイ、タンザニア、ケニア、パキスタン、ベトナム、等

■パワーストーンの意味や効果に関する記載について
パワーストーンの意味・効果・特徴として掲載している内容は古来からの言い伝えや出版物等の情報から作者がわかりやすくまとめたものです。絶対的な効果を保証するものではないことをご理解願います。また、健康面の記載に関しては、現代医学で効能が立証されたものではないことをご理解ください。

   

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