スギライトは、日本で発見され和名では杉石(すぎせき)と呼ばれる鉱石です。色は基本的に紫色ですが、濃く黒い紫のものから淡い紫色のものまでバリエーションがあります。結晶体になることは少なく、他の鉱物を内包することが多いです。様々な内包物により場合によっては灰色やピンクなどになるため色彩が豊富なのが特徴です。特に濃い紫やピンクのスギライトが人気を集めています。スギライトという名称は、発見者と伝えられている杉健一氏の名前から付けられました。数ある鉱石の中で日本人の名前が付いているのは、このスギライトただ一つです。
発見されたのは日本の瀬戸内海にある岩城島ですが、日本では数が少なく主な産地は南アフリカです。スギライトは1942年に発見され、ユーディアライトの一種だと考えられていました。しかし、その後杉氏の弟子が研究を続け、発見から約30年後の1976年にようやく新鉱物の認定を受けることができたのです。スギライトは弟子の研究努力によって世に認められたといえます。
スギライトは「世界3大ヒーリングストーン」の一つに数えられます。世界3大ヒーリングストーンは、ラリマー・チャロアイト・スギライトです。スギライトはヒーリング効果が高いパワーストーンとして世界的にも知られています。
特に癒しのパワーが強いのは、紫色のスギライトです。紫色のパワーストーンの中でも、スギライトはトップレベルの癒しの力があると人気を集めています。スギライトはカラーバリエーションが豊富で、紫は癒し、黒いものは魔除けと、同じスギライトでも色によってそれぞれ効果が異なるのが特徴です。紫のスギライトがおすすめな人は、感情の起伏が激しい人です。
スギライトのパワーで心が落ち着き、感情的になることを避けられます。心が安定すると、焦って失敗するなどのミスを減らすことも可能です。黒のスギライトは魔除け・厄除けの効果が期待できますので、新しいことにチャレンジする際に身につけてみましょう。大切な仕事や旅行の際のお守りにも最適です。
色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。
着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。
以下はスギライトの対応色です。
■色の持つ力とその力がもたらす効果
紫:★支配力★ 誇り高い、理想に近づく、責任感あふれる
灰色:★長者能力★ 人の上にたつ、指導力を発揮する、幸福、勤勉、尊敬
天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。
スギライトと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。
■スギライトと相性の良い石・悪い石
石言葉 | 心地よい癒し |
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和名 | 杉石 |
英名 | sugilite |
別名 | スジライト、スージーライト |
守護星座 | − |
誕生石 | − |
十二支 | − |
カラーバリエーション | うぐいす色、紫、濃紫、灰色 |
産地 | 南アフリカ共和国、オーストラリア、イタリア、日本、等 |