サードオニキスの意味・効果

サードオニキスは赤褐色をベースに白色などの縞模様の入ったパワーストーンです。なぜ縞模様になるのかというと、蛋白石質と石英質の部分が交互に配列されているからで、別名「縞瑪瑙」とも呼ばれています。更に丸く研磨したものに関しては、研磨面が眼のように見えることから「赤天眼石」と呼ばれることもあります。
産地はブラジル、インド、中国、アメリカ、南アフリカなど多くあり、流出量の高い石です。硬度のある石なので比較的扱いやすいですが、太陽光で変色する可能性がありますので注意が必要です。

サードオニキスの語源は、ギリシャ語の「茶色(sard)」と「爪(onyx)」からきているといわれています。茶色というのは石の色で、爪というのは縞を見立てているとされています。また「サード」については「リディア王国の首都サルディス」が語源ではないかという説もあります。硬度があるのに加工しやすいため、古代ローマ時代からカメオなどの装飾品や印章に好んで使われていました。

意味・効果

サードオニキスには魔除、幸福、結婚運、家庭運などの効果があります。魔除の効果は古代から伝承されていますが、諸説によるとサードオニキスの魔除効果は持ち主の幸福を守るためのもので、魔除に特化しているわけではないようです。主となる効果は結婚運や家庭運で良縁を呼び、悪縁を断つ効果があるといわれています。これから結婚をする方や夫婦関係を修復したい方はもちろん、パートナーと良好な関係の方も幸福のお守りとして身につけることができます。

サードオニキスの浄化方法としては、月光浴がいいとされています。前述しましたが、太陽光では変色しかねないので保管場所には気をつけましょう。お手入れは清潔な布で乾拭きして汚れを落とします。流水や超音波洗浄機などは太陽光と同じく変色などの原因になりかねないので避けましょう。水で洗えないものを身につけるのに抵抗がある方はサードオニキスの装飾品などを太陽光の届かないところに置くことをおすすめします。

色とパワーストーンとの関係

　色には色それぞれにカラーパワーを持ちます。色のパワーを身に着ける、もしくはそばに置くにはパワーストーンが最適です。 着衣やカバン、胸元、またはお部屋の目立つ場所や、自分の大切なもののお守りとして持つことがおすすめです。自分が常に携帯しているお財布のなかに入れるのも良いでしょう。
　個々のパワーストーンが持つ色は自然界で生成された自然そのままの純粋色のため、効果もストレートに感じることになります。色の持つパワーとパワーストーンは非常に相性が良い組み合わせでしょう。

以下はサードオニキスの対応色です。

　　■色の持つ力とその力がもたらす効果
　　　茜色：★情報処理能力★ 瞬発力アップ、恵み、絶頂感、計算力、正確さ
　　　橙色：★想像力★ 憧れ、希望、遊び心、モノづくりの心得
　　　赤：★変革力★ 気合い、活気ある、権力、再生へつづく
　　　白（透明）：★洗浄力★ 純真さ、清らかさ、透き通る心

相性の良い石・悪い石

天然石を組み合わせるときには、天然石同士の相性を考えて、組み合わせることが大切です。
良い相性の石を組み合わせると効果は倍増しますが、悪い石を組み合わせると、問題が起こることがあります。

サードオニキスと他の石の相性については、下記のリンクを参照してください。

　■サードオニキスと相性の良い石・悪い石

天然石情報